外貨預金の年間の変動率、手数料、年利について

「円預金でお金を貯金しても、今の低金利では利息がつかない」ということで、高金利の外貨預金を紹介するサイトがインターネット上にたくさんあります。
そのようなサイトでは、「外貨預金は高金利で低手数料」とうたっていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
そこで今回は、外貨預金の金利、手数料率、外貨の変動率をわかりやすく紹介するとともに、FXよりもメリットがあるかどうかを検証してみましょう。

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お金に関するコンテンツを制作しています岩田(@SenkichiIwata)です。

高金利と言われている外貨預金

 

ゼロ金利政策によって円預金でお金をためても全然利息がつかない世の中になりました。

そのため、銀行などでは外貨預金をすすめています。

確かに、一部の国の金利は日本よりも高いです。

しかし、金利が高いからと言って、あまり馴染みのない国への預金をしてもいいのでしょうか?

日本の超低金利と比較すると、確かに外貨預金は高金利

(画像:外為どっとコムの情報サイト)

この画像は外為どっとコムの情報サイトの2019/07/11のスクリーンショットです。

最新の金利はリンク先よりご確認ください。

外為情報ナビ>政策金利

日本の政策金利は-0.10%なので、この金利よりも高い金利の国は多数あります。

トルコは24%、メキシコは8%もあり、もしトルコの金利で100万円を運用できたら、1年後には24万円の利息がつくことになります。

これはぜひとも外貨預金をやらなければならないのでしょうか?

外貨預金をするのであれば、為替の変動を考えなければなりません。

為替レートは年間どのくらい変動するのか?

 

為替レートの変動率は通貨それぞれで異なります。

USD/JPY 2003〜2018年の13年間の統計情報
平均年間変動率 0.026%
年間変動率の標準偏差 10.482%
これらの統計情報は、仮にドル/円レートの年間変動率が、正規分布で動くとした場合、年間変動率が-10.456% 〜 10.507%の間におさまる可能性が、約70%であるということを表しています。

AUD/JPY 2003〜2018年の13年間の統計情報
平均年間変動率 2.033%
年間変動率の標準偏差 14.261%
年間変動率は -12.227% 〜 16.294%の間におさまる可能性が約70%
(年間変動率が正規分布で動くと仮定した場合)

ZAR/JPY 2003〜2018年の13年間の統計情報
平均年間変動率 -1.912%
年間変動率の標準偏差 17.202%
年間変動率は -19.114% 〜 15.290%の間におさまる可能性が約70%
(年間変動率が正規分布で動くと仮定した場合)

為替が「外貨高円安」になったときは、利息以上に資産が大きくなって利益が上乗せされますが、「外貨安円高」になったときには、利息以上に資産は小さくなって損失がでます。

金利よりも明らかに大きい年間の変動率

 

つまり、「外貨預金」は金利以上に為替の変動率による影響が大きいのです。

 

「高金利」を理由に外貨預金をしないでください

 

高金利は理由にはなりません。

 

変動率のデータとの比較など、さらに知りたい方は、以下の外為どっとコムのサイトに提供した記事をご確認ください。

【ファイナンス】年間の変動率と手数料から判断するFXが外貨預金よりもお得な理由

 

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