苦手な数学を克服するためのトレーニング

以前QuoraというQ&A形式のCGMで、「数学の勉強で数式を計算するとよく間違えてしまう。間違いをへらすための良い練習法はありますか?」の解答を書いたら、たくさんの高評価をいただきました。

数学の勉強で数式を計算するとよく間違えてしまいます。間違いを減らすための良い練習法はありますか?

本日は、その続きです。

数学が苦手な人が得意になるにはどうすればいいのか。計算ミスを減らしたとしても、「得意」になるには、まだ少し乗り越えなければならない壁があります。

「わかる」と「できる」は異なる。

 

まず「わかった」と「できた」は異なります。

わからない問題があり、それについて解答解説を読んで「わかった」となったとしても、必ず自分で解いてみてください。

「わかった」気でいても、いざ自分で「解く」となると全くできないということがよくあります。

わからなかった問題があったら、必ず「自力で解ける」ことを確認するようにしてください。

基礎問題を解く時は、「時間」を意識して数分以内で解けるようにする

 

「苦手」な数学が「得意」になったと評価できる指標の一つに、「定期テストで高得点をとる」というものがあると思います。

そのために計算ミスを減らし、自分で「解ける」問題数を増やしたとしても、1問10分など時間をかけていたら高得点とは程遠いでしょう。

なぜなら、定期テストには制限時間があります。

「数学が得意」と評価されるには、限られた時間内で高得点がとれるようになることが必要だと思います。

一つ一つの問題を解く時に、予め目標時間を決めて演習し、演習スピードをあげるようにしておきましょう。

初めての問題であれば時間がかかるのはしょうがないですが、演習を何度も繰り返したであろう定期テスト直前では、

「基礎問題は10分以内で解けるようにする」といった決まりをもうけて最後の仕上げをしたほうがいいです。

数学を得意にするためのトレーニング

 

ここで紹介したことは本当に基礎の基礎です。

①「わかる」と「できる」は違う。自分で解けるようになるまで演習する

②基礎問題を解く時には時間を意識する

この2点を常日頃から頭に入れて演習するといいと思います。

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